2008年7月25日(金)富士登山競争〜天国に一番近いゴール

さきこの今年最大級の挑戦、富士登山競走が終了した。
標高800メートルからスタートして五合目2400メートルまでの標高差1600メートルの雲上トレイルを、制限時間ぎりぎりの2時間42分で無事ゴール。
五合目のゴールまでさきこを出迎えに行き、延々と登山道を歩いてゴールまで行き、そこでさきこを待った。そして雲の霞みの向こうからさきこが現れる。感動して歓喜したなあ。ただでさえ酸素が少ない中を走って登るなんて、常軌を逸しているというか狂気の沙汰なんだけど、雲上のゴール、しゅんすけが今まで参加したロードレースの中でもっとも閑散としたゴールを、ランナーは息を荒げながら達成感に包まれて通過した。いや、見てる方が感動するゴールだった。ちなみに一緒に出場したまりこさんは、制限時間にはぎりぎり間に合わなかったけど、無事にゴールすることができた。なんせゴール地点でまりこさんをさきこと待っていた中、救急車がルートを下って行ったのを見て、ちょっと心配になっちゃったもんな。
しゅんすけは応援側でスタート地点からゴール地点まで怒涛のドライビング。途中、スバルラインで目の前を横切る巨大なシカに遭遇。沼津に続くシシ神様の第二の接近遭遇だった。あーびっくりした。
ちなみに、救急車は三合目辺りで倒れた方を収容したそうだが、残念なことにお亡くなりになったそうだ。この大会で死者が出るのは、初めてだそうだ。同じ大会に参加した者としてご冥福をお祈りしたい。

※以下、写真で振り返る。

※スタート直前のさきことまりこさん。笑顔である。


※レースがスタートした。まだ笑顔である。


※さきこたちのゴールを出迎えに富士山五合目へ。
当たり前だけど、以前からよく知っている富士登山の玄関口である・・・が、この日はランニングイベントの一環として訪れる。これがもの凄い違和感である。
(普通の登山口の光景だけど、左端の垂れ幕には「祝・富士登山競争」と書いてある)


※まさに雲上トレイル。
さきこを迎えに行くこちら側の息が乱れる。


※ゴール付近、さきこが現われた。


※さすがにいつもよりペースが遅い。


※重い足取りでなんとかゴール。制限時間ぎりぎりだった。


※ゴールした後の笑顔。いや、お疲れ様!


※制限時間には間に合わなかったけど、まりこさんも完走。大健闘である。


※ふたりでやったー。良かった、スタートと同じ笑顔で。


※こうしてみると、いつか一緒に富士山登った時の写真みたいだ。
お疲れ様でした。