2006年6月18日(日)西湖ロードレース

既に入梅のどんよりした天候の下、朝から降っていた雨は
一旦降り止んではいたけど、いつぽつぽつ始まるか分からない状況でした。
午前7時。ロードレースの集合場所には、沢山のクルマが駐車のために
列を作り、特設会場には、スポーツメーカーのブースが軒を連ねていました。
(あれは、販売店のブースだったんだろうか)

地元の中学校の体育館で受付をして、
スタート時刻を待つことにしました。

彼女は今回も10kmコースにエントリー。
西湖を一周するコースで、昨日の夜にクルマで走ってみたけど、
アップダウンの割と少ない平坦で、湖の景色がキレイなコースでした。
※ちなみに今回もしゅんすけが5kmでエントリー。
彼女の走るコースを途中まで行って、折り返すというコースなんだけど
このコースでは、湖のキレイな道に出る前に引き返すことになり、
森の中を延々走り続けるのは、なんか退屈だと感じていました。
始まってしまえば、退屈なんて言ってられない地獄道だったんだけどね。

時折、小雨がパラついたりしていたので、
たぶんレースは雨の中ってことになるんだろうな。
スタートまで1時間近くヒマを持て余したけど、
スタート地点周辺でウォーミングアップしたり、
スポーツメーカー毎のブースを見て回ったりして時間を潰した後、いよいよスタート地点へ。
予定では、9時に彼女がスタート、その10分後に20kmコースがスタートとなり、
さらにその10分後にしゅんすけの5kmコースがスタートするので、
彼女のスタートを今回は余裕を持って見送ることができました。

それにしても、物凄い参加者。
最初に出場した鶴見川のレースも結構な人出だったけど、今回の方がさらにスゴイ。
スタートラインの目印までのちょっとした上り坂を人が埋め尽くしていた感じでした。
やはりジョギング仲間で参加する人たちが多いようで、
お揃いのユニフォームを着て、気合いを入れてたりしてました。



9時、スタートを知らせる花火が打ち上げられ、
道路を埋め尽くした人たちが一斉に走り始めました。
彼女も人波の中を走っていきました。
おお、なんかスゴイな。本当のマラソンのレースに参加しているような感じだわ。

さて、しゅんすけは、同じスタート地点から20分遅れで5kmコースを
走るんだけど、その頃に再び雨が降り出しました。
結構な雨脚で、参加者は民家の軒先なんかに避難。ま、走っていれば
気にならないんだろうけど、なるべく身体を冷やしたくないんだろうね。
そんなスタート地点の道路から人がはけている中、20kmコースのスタートを
告げる花火が打ち上げられた。彼らは、彼女やしゅんすけがスタートする地点より
さらに離れた場所からスタートするんだけど、それなりに離れていた割には
ものの1、2分で先頭ランナーがしゅんすけの前を駆け抜けていきました。
いや、早い!っていうか、普通にダッシュしている感じ。
その後も人の流れは一向に途切れず、しばらくの間、20km参加者の通り過ぎるのを
ただ見ていました。
先頭はそりゃ物凄い速さだったけど、しばらくすると、目の前を流れる人のスピードが落ちてきて、
終いには歩いている人が目の前を通過。って、もう歩いてんのかいな。

さて、雨は一向に止む気配がありませんでした。
5kmコースのスタートまであとわずか。
彼女のスタートの時には、道路上に溢れる人だったんだけど、
5km参加者はかなり少なかったな。っていうか、5kmの参加者のモチベーションは
そもそも高くなくて、スタートの号砲が鳴る直前まで雨宿りしていた人もいた。
しゅんすけも周りが雑談している中、雨ばかり気にしていたその瞬間に号砲が鳴ったもんだから
「え、もうスタート?」ってな感じで、走り始めたわけです。

さて、5kmコース。
前回と異なり、全然トレーニングをしていない状態でのレースだったので、
いやホント厳しい道中でした。
クルマで走った時には全く気にならなかった道が、若干上り坂になっていて、
それが思いのほか厳しかった。普段走ってないと、ここまでキツイのかって感じ。
それでも、前日に下見をしていた効果はあったようで、何となく距離感が掴めていました。
折り返しを抜けた以降は、しばらく上り坂が続き、体操着姿の小学生や中学生に
じゃんじゃん抜かれていきました。
最後の1kmでも長い下り坂にも拘わらず、全然スピードが出ず、
湖見たさに急遽10kmにエントリーしちゃおうかななんて冗談を言ってた自分の浅はかさを
痛感したのでした。いや、10kmなんて絶対走れねー。

雨の中、どろどろになってゴール。
時間は28分程度でした。何とか30分は切れたけど、何となく失敗が多い感じがしました。
※直前にスポーツ用品ブースをブラブラしている時に、何気に購入した帽子が功を奏していて
雨でメガネがびしょびしょで視界を遮られるという事態を避けることができました。

しゅんすけのゴール直後、彼女がゴール。
54分台だったかな。条件が悪い中、よく走った方かな。
ちなみに、今回のレースにはトルソータグというICを使った計測装置を
使用して、より正確にタイムが計測されるそうな。
ランナーのゼッケンの裏側に付いていて、ラインを超えると自動計測されるんだそうで、
タイムは正確だけど、その公認タイムが送られてくるのはもうちょっと後なんだそうな。

彼女はいつもよりも疲れて見えた。
イマイチうまい走りができなかったみたい。9km過ぎの給水で、別にいらないのに
思わず給水を受けてしまい、コップを受け取る際に減速してしまったのが
最後まで影響してしまったんだそうな。
なるほど。こういう失敗が次回に生きるといいね。

ふたりとも靴はどろどろになってしまいました。
ゴール後にバナナを支給され、あったかいうどんなんかを食べました。
雨はまだ降っていたけど、ちょっと満足な感じでした。
次回はもうちょっと楽しく走れるといいな。
お疲れ様ー。


バナナをほうばる彼女。

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